日米首脳会談に思う


日差しは春でも風が冷たく「三寒四温」どころか「常寒」が続く。ラジオ深夜便で、きょう2月14日の誕生日の花はサンシュユと伝えるが、丘陵の尾根筋の畑の脇にあるサンシュユの木はまだまだ寒さに震えている。写真は3年前の1ヶ月先3月14日撮影だ。まだ一月早い。早春を代表する花木のひとつ。葉の出る前に小さな花をたくさんつける。秋にはグミのような赤い実をつける。


きょうはバレンタインデー。グラウンドゴルフのグランドで、町内のお役で作業する会場でしわくちゃの手から渡されるチョコレート、義理だとわかっていても悪い気はしない。



週末から週明けにかけては日米首脳会談のニュースが賑やかだった。正面から見た評価はメディアの伝えている通りだ。それでも、よくやったから、あの蜜月ぶりでは云いたいことも云えなくなると見方の幅は広い。クマさん的に斜めに構えてみると、ヤクザの兄弟の契りを結ぶパフォーマンスが主でやっかいな問題は部下任せでシャンシャンに思えて仕方ない。


総論的にはそんなことだが、各論となると識者の見方が色々あって素人には真相はどうか判断つきかねることが多々ある。たとえば、フロリダでの夕食会の最中に北朝鮮のミサイル発射実験の報。安倍さんが主役になって記者会見だ。いくら、ゲストのお家の一大事だと云っても、招かれた家でゲストが主役になって記者会見とは異例中の異例のことではないか。



弟分のお家の一大事だから兄貴分が気をきかせて、自分はあとでフォローするからおまえ(記者会見)やれよ。ということなのか、それとも北朝鮮に対する米側の統一した対応策がまだできてないから、体よく逃げたのか。果たして、真相はどこにありや?


もうひとつ。厄介な問題を任された麻生副総理とペンス副大統領。より高い立場から分野横断的に話し合いを進めるというのが、一般的な見方だろう。 ところが、米にとって肝心な「貿易赤字」問題を扱う通商代表部の代表がまだ決まってない。そこで、副大統領が代打だ。という見方もあるそうだ。

                                         

本来日本側は今回の会談に世耕経産大臣が随行するはずであったのが、相手が副大統領になったので急きょ麻生副総理の出番となっただけ。ということだ。果たして真相はいかに?何事によらず、隠れた部分を想像してみるのは楽しいことだ。