法に優先する国民感情、韓国


あすの彼岸入りに合せるかのように、冬型の気圧配置が緩んで春らしい日和になった。ラジオ深夜便が伝えるきょう3月16日の誕生日の花ハルリンドウを山間の段々畑の土手で見つけたのは、こんな春の日だったと記憶する。10年ほど前、瀬戸の山奥岐阜県境にある知人の山林でお遊びでシイタケ栽培をやっていた時のことだ。


菌の植え付けから、成長具合の観察、収穫で春や秋に何度も訪れた。写真はそのとき撮ったものだ。小川のせせらぎ、里山に響くうぐいすのさえずり、水田ではかえるの鳴き声。耕運機の音さえなければ、「音の風景、日本の春 原風景」にぴったりの、そんな雰囲気の中で咲いていた。


日本の原風景とは対極にある、都会的なセンスの青紫色の花だ。日当たりのよい、やや湿り気のある所に咲いている。リンドウは秋に咲く花だそうだが、これは春に咲くことからハルリンドウというそうだ。

 

韓国の憲法裁判所の裁判官全員が大統領の弾劾を妥当だと判断した。中国や北朝鮮のように一党独裁の国と違い、三権分立が確立された民主主義国家でのことだ。三権分立でなく共産主義思想が法に優先する中国や北朝鮮ならいざ知らずだ。
                                                 

韓国は民主主義国家であるにもかかわらず三権分立ではなく法に優先して国民感情があるといってよいだろう。それでなければ、8人の裁判官全員が弾劾妥当とするのはおかしい。また、韓国では、日本との国家同士の約束で慰安婦像を撤去すると決めたにもかかわらず、国は国民感情を慮っていまだに実行していない。


一見、国民感情を大切にする国家のように見えるが、結局は統治能力がまったくない国家だということだ。