桜の葉とアリの同盟関係


朝から雨の予報が半日遅れで昼ごろから降り出した。南信州月川温泉花桃の里へ花見に行く予定だったが、開花情報ではまだ蕾、天気はこんな予報ということで、連休明けまで延期にして正解だった。雀友連中はゴルフ(雨に降られてざまぁみろ)で、ひぐらしパソコンに向かう羽目に。


早朝のラジオ、「きょうは何の日」でいっていた。4月26日、31年前のこの日、ソ連ウクライナチェルノブイリで大規模原発事故。23年前のこの日、名古屋空港中華航空エアバスが事故。264人の死者。9月26日が伊勢湾台風洞爺丸台風狩野川台風など大きな被害があった台風特異日であるように、4月26日が大事故特異日にならないことを願いたい。100人以上の死者が出たJR西福知山線脱線事故は4月25日だった。危ない、危ない。
                      

                                    
きのう25日の北朝鮮創軍記念日に「半島有事」が懸念されたが、北は核やミサイルは控えて火力演習のパフォーマンスで大事には至らなかった。単純な云い方かもしれないが、日米韓の同盟関係による安全保障の成果ではないだろか。             


四つ池の周囲の新緑が美しい葉桜とアリの間にも同盟関係があった。新緑の葉がまだ柔らかい時期に桜の葉には「思いやり予算」のための「蜜腺」がある。(写真矢印)そこからアリの好きな蜜(駐留経費)を出してアリに来てもらう。葉が柔らかい間は毛虫などに食べられるのを防ぐためにアリのエサになる孵化したばかりの毛虫や蛾の卵を一掃してもらうのだ。
                                            

若葉の「安全保障」のために新芽を出して葉が成熟して硬くなるまでの間、思いやり予算から蜜という駐留経費兼清掃代を出して毛虫や蛾の卵を一掃してもらうという同盟関係だ。蜜腺の話は何年か前の「季節の花めぐり」の際の先生の説明の受け売り。桜に限らず多くの植物に蜜腺はあるそうだ。