大型連休が終わって


暦の上では先週の金曜5日に二十四節気の「立夏」が過ぎ、シャバでは大型連休もきのうで終わってきょうから”日常”が戻った。我らの年金を支えてくれている皆さんに十分休養をしていただいた。これからはサンデー毎日族の出番だ。きょうは、早朝から南信州花桃街道見物。24日は市のバスで足助・稲武へ日帰り研修。28日からは多治見の仲間と1泊で有馬温泉。クマさんも、ようやく冬眠から醒めた感じだ。


大型連休の始まりと終わりのそれぞれ1日か2日は毎年ハンで押したように新幹線、空港、高速道路の混雑ぶりがニュースで報じられる。盆休みと並んでこの民族大移動が国民的行事化しているということだろう。1週間ほど前の日経デジタル版に「ゴールデンウィークを廃止しよう」とある識者の提案が載っていた。



いわく。この期間宣伝なしでも宿泊施設は満杯になる。料金は高く儲けも大きい。客を効率よくさばくことが大事になり、「おもてなし」の技を磨く余裕もない。これが、創意工夫や個性の芽を摘む。大型連休というかき入れ時にたよる限り観光業の進化は難しい。と主張する。


民主党政権時代に「休暇分散化」が話題になった。春と秋に土日を含めた5連休を創設、全国を5地域に分割、連休の時期は地域ごとに1週間ずつずらす。期間中にある6祝日は「記念日」として残し休日とはしない。といった内容だった。生徒会内閣らしく、いうだけで終わった。


識者の主張も民主党の「休暇分散化」も「お説、ごもっとも、実行やいかに」。いうだけなら誰でも出来るの域を脱していない。今の内閣が推進する「働き方改革」は裏を返せば「休み方改革」でもあると思う。休みの取り方も脱一斉主義となるだろうか?サンデー毎日には関係ないが・・・。