エーデルワイスもどき


ウォーキングの際、つい先だってまでは日なたを探して歩いていたものが、爽やかな薫風をどころか、日陰をさがしながらのきょうこの頃になってきた。各地で夏日だの真夏日のニュースが流れている。午後からは雲に覆われてきた。あすは雨模様だ。


直径30cm以上もある鉢の寄せ植え。1ヶ月以上も元気に咲き続けている。カミさんの知人からの頂き物で、エーデルワイスの花に似ているということで気に入っている。呉れた方も花の名を知らなくて我が家では”エーデルワイスもどき”と云っている。




エーデルワイスというのは、欧州ではもっとも有名な高山植物で2000〜4000mの高山帯で7〜9月に咲くらしい。スイスとオーストリアの国花。半世紀ほど前に公開されたミュージカル映画サウンドオブミュージック」の中の挿入歌として「ドレミの歌」とならんでこの「エーデルワイス」が有名なのだ。


トラップ大佐が、ドイツに併合され消えゆく祖国オーストリアを想い、オーストリアの象徴としてエーデルワイスを歌うシーンは今でも脳裏に残っている。カミさんも自分も映画で見て、テレビで2度も3度も見ているからだ。居ながらにして、アニメ「君の名は」を機に流行り出した、「聖地巡礼」をしているようなものだ。



「ドレミの歌」のシーン ザルツブルグ ミラベル庭園

有名なピクニックシーン シャーフベルグ山(標高1700m) 登山鉄道で登る


いや、”居ながら”ではなく、6年前に実際に「聖地巡礼」したのだ。オーストリアザルツブルクのミラベル庭園をはじめとして郊外のザルツカンマーグートから登山鉄道でシャーフベルグ山に登るなどロケ地を巡礼したのだ。感動の連続だった。あぁ〜もういっぺん行きたくなった。


2006年から2011年までの画像を外付けHDに入れておいて、何かの拍子に全部消去してしまった。オーストリアへ行ったときの画像は2011年5月11日のクマさんの日記に使った上の2枚だけしかない。それだけにもう一度行きたい。
名前も知らないような”もどきの花”で、こんなにも夢を膨らませるクマさん。安上がりの人間だ。