ヒマワりあれこれ


梅雨明けしたものの、いつまでも前線が列島に沿って停滞しているせいか、暦の上での「大暑」が過ぎてもぐずついた天気が続く。「盛夏」らしい日がなかなかやってこない。きょう7月25日の「誕生日の花」はヒマワリとラジオ深夜便



わが家の周囲とかウォーキングコース沿いの休耕田で春の菜の花、夏のヒマワりは定番だ。ところが、今年はどういう理由かわからないが、ヒマワりがまったく見当たらない。あえて探しに行けば左の写真のような哀れな姿だ。ヒマワりに関する都市伝説。真相は次のようなことらしい。




「ヒマワりは太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回る。漢字で表すと向日葵となるのもそのせい。」この動きは生長に伴うものであるため、実際に太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期だけである。


原発事故などで放射能汚染された土地に植えたら除去できる」そのような効果は認められていない。



10年前の今頃、日経新聞私の履歴書」(著名人が1ヶ月単位で連載する)は長嶋茂雄さんだった。立教大学時代、豊田の挙母高校(現豊田西高)出身の杉浦忠投手との友情エピソードやかの有名な天覧試合でのさよならホーマーが絶対ファールだったと打たれた方の阪神村山投手(故人)が死ぬ間際まで長嶋さんに会うたびに云っていたことなど、実に興味深く読んだ。



長嶋さんのライバル、ノムさんこと野村克也さんはそれ以前に連載されていた。常に華やかな道を歩いてきた長嶋さんを「ヒマワリ」に喩え、プレーイングマネージャーをしながら数々のタイトルを手にしながら余りもてはやされない自分を「月見草」と称したノムさんも、いまごろやっと連載された長嶋さんに対しさぞや溜飲の下がる思いだろう。


ラジオ深夜便、エンディングの音楽はきょうの誕生日の花ヒマワりに因んで、ソフィアローレン主演の映画「ひまわり」のテーマ音楽をヘンリーマンシーに楽団の演奏でやっていた。