ボッチャの体験


夏空からかっと灼熱の太陽が照りつけたかと思っていたら、突如暗雲立ち込めバケツをひっくり返したような雨。不安定な天気の一日だった。ラジオ深夜便によるときょう8月18日の誕生日の花は百日草。ポーチュラカと並んで、この花も夏の花壇の定番だ。強い日照と高温多湿を好むからだ。おまけに花もちがよい。初夏から晩秋まで長い間咲くのでこの名前になったという。


きのうの中日新聞の豊田版の連載記事「里山だより・豊田の自然から」にカラスウリが紹介されていた。「自然が創り出したこの不思議な芸術作品を見かけることはあまりない」なんて書いてあった。この花の写真を何枚も撮っていると、なんだか嬉しい気分だ。せっかくの機会だからアップしてみた。



「ボッチャ」という室内競技を体験した。市内の老人会対抗娯楽大会に新しく取りいれられた競技で、その説明と初練習があった。「ボッチャ」とはイタリア語でボールの意味だという。この競技はパラリンピックの正式競技でもあり、リオでは日本は銀メダルだったそうだ。


12.5×6mのコートで、1チーム5人の赤、青双方が得点を競う。ジャックボールと呼ばれる黄色のボール(目標球)を投げた後、赤いボール(6個)と青いボール(6個)を交互に投げ合い、ボールをよりジャックに近づけたチームが点を得る。3ラウンドの合計で高得点の方が勝者となる。



使われるボールは、中は硬質の素材だが表面は柔らかな素材で包まれており、表面が少々つまめるほど柔らかで、あまり転がらず弾まない。プレイしてみて、氷の上の競技のカーリングに似ているというのが、みんなの感想のようだ。目標球に向かってボールを最初から転がすか、高く放り上げてからの転がりかとみなさん研究熱心だ。


そして、目標球の近くにある相手のボールに当てて、相手ボールを目標球から遠ざけるなどの相手との駆け引きもある。なかなか、奥が深い競技のようだ。元気なみなさんに混じってわいわいがやがやとやりながら、新しいことへの挑戦。自分ひとりだけだったら、なかなかできるものでない。ひょっとしたら、みんなが互いにそう思いながらいるかもしれない。