エンジェルロード


昨夜来の雨もお昼前には上がり、午後には薄日が漏れてきた。そんな時間に衆院が解散。夕方には、上空は青空が主役に。何だか、希望の持てる明るい青空だ。小池新党、天気まで味方につけた希望の船出となるだろうか?「政界の壊し屋」さんが同じ船に乗っているから、大揺れ覚悟の船出となろうなぁ。


小豆島旅行で、「オリーブの唄」以外にもうひとつ興味を持ったのはエンジェルロードだった。島の北西部にある表玄関の土庄港から10〜15分の距離に宿泊先の小豆島国際ホテルがある。シーサイドのホテルだ。ホテル裏の浜辺の脇にある弁天島から沖に浮かぶ中余島までおよそ500mの細長い砂州の道がエンジェルロード「天使の散歩道」といわれる。        


潮の干満により道が現れたり、海に消えたりする道なのだ。1日に2回干潮のときだけ通れる道なのだ。写真は夕方5時半ごろの風景。20時が満潮で道幅がだんだん細くなっているところをホテルの部屋から撮ったものだ。



この写真は翌朝弁天島の頂上から撮ったもの。潮が引くとあらわれる、このエンジェルロードで手をつないだカップルは幸せになれるという噂がクチコミで広がり、恋人の聖地、縁結びスポットとして脚光を浴びるようになったという。写真正面の中余島の奥に小余島があるが、隠れて見えない。その奥が大余島でキャンプ場になっている。


   
ホテルで同部屋のAさんが冒頭の写真にある風景を部屋から眺めて、モンサンミッシェルを思いだすなぁとつぶやいていた。まったく同感だった。7年前にフランス西海岸、潮流の激しいサン・マロ湾上に浮かぶ小島にそびえる修道院だ。 昔カトリックの巡礼者は干潮のとき何キロも徒歩で渡ったという。今でも徒歩で渡る人が多く見られる。


冒頭の写真が干潮時に徒歩でモンサンミッシェルに渡る人たちの姿を彷彿させるのだ。上の写真は堤防道路から見たモンサンミッシェル修道院。下の写真は見渡す限り干上がった島の周囲の風景。小豆島でモンサンミッシェルを思い出すなんて夢にも思ってみなかったハプニング。