「ありがとう」


雨が上がって、やはり寒くなった。冬を思わせる天気だ。それもそのはず、今度の水曜の22日は二十四節気の「小雪」だ。まだ本格的な冬の訪れでもなく、雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたものだろう。陽射しが弱くなり、次第に冷え込みが厳しくなってくる頃だ。


あす20日から3日ほど留守をして日記を休むので、11月22日の「いい夫婦の日」、23日の勤労感謝の日について思ったことを記しておこう。



いい夫婦の日
コミュニケーションが苦手だといわれる日本人の夫婦が互いに感謝の気持ちをかたちにするきっかけとするために余暇開発センターが制定した日だそうだ。夫婦間の心の機微の問題までお上からとやかく言ってもらわんでもいい。いらんお節介だ。


いい夫婦に対する考えは十人十色、それぞれ違って当然。あんまり型にはめないで欲しい。マスコミはマスコミで、さかんに盛り上げてプレゼント交換の広告を取ろうとする魂胆のようだ。


勤労感謝の日
勤労感謝の日、つい先だってまで米国の感謝祭(Thanksgiving Day、11月の第4木曜)を占領軍に押し付けられてできた祝日とばかり思っていた。おととしだったか、ラジオの「今日は何の日」を聴いてわかった。

                                       

日本にも戦前から米国と同じように収穫に感謝する「新嘗祭」(にいなめさい)があった。天皇が国民を代表して農作物の恵みに感謝する儀式だったという。占領軍から排除命令が出され表紙をかえてできたのが、勤労感謝の日ということらしい。奇しくも、きょう19日は家庭菜園の収穫祭。老若男女およそ40人が畑の収穫物やら飲み物を持ち寄って賑やかだった。



毎年、11月22日の「いい夫婦の日」23日の「勤労感謝の日」が来るたびに何年か前にメルマガで読んだこの簡単な一文が思い出され毎年日記に書き綴っている。日常の生活の中で「ありがとう」この一語ほど「いい夫婦の日」「勤労感謝の日」にふさわしい言葉はないと思う。今年も忘れないよう書き留めておこう。

       身近な人に
         「ありがとう」

       いつものことに
         「ありがとう」

       ありがとうは決して

       言い過ぎることのない言葉です。

               身近な人に          

                「ありがとう」
               いつものことに
                「ありがとう」                
               「ありがとう」は決して
               言い過ぎることのない言葉です。