えっ、こんなことあり?


暦の上では二十四節気のひとつ「大雪」。北国では大雪だとテレビで報じているが、みよしでは穏やかな晴天。日差しがたっぷり降り注ぐものの、空気はさすがに冷たい。6月半ばからおよそ半年咲き続けた、庭のランタナも主役を山茶花に渡す時季が来たようだ。花から種にほとんどが変わってしまった。


1週間前に撮ったウォーキングコース沿いの紅葉もたった1週間のことで、随分と木々は色あせて見栄えがしなくなってしまった。そうかと思えば、このニュースだけは北のミサイルが飛んで来ようが、モリカケが国会で火花を散らそうが、なかなか沈静化しそうもないのが大相撲問題だ。



国技といえども、この世界はどうも不可解だ。そう感じたのは自分だけではないだろう。1週間ほど前に相撲協会の理事会が開かれた。その内容の一部が報じられた。貴乃花親方は警察が捜査中という理由で協会の事情聴取に応じない。出席理事から「県警に電話して、聞いてみよう」となる。


外部理事が県警幹部に電話し「貴乃花親方が協会の聴取に協力すると、捜査の妨害になるか」問うと「そちらの判断で決めてくれ」との回答。この報道を見聞きして、唖然とした。こんなことってあるの?




突然「電話してみよう」とすぐに電話する。これは、無知でこの発想となるのか。それとも、もともと最初から仕組まれていたものか?まだ、起訴もされていない事件について、捜査当局の見解を個別に述べることは、普通はあり得ないことだと思う。


警察も失態といえば、失態だが、ここまで報道陣にしゃべる相撲協会側のほうが大失態でないだろうか。電話一本で捜査について聞き出せる腕利きの外部理事を迎えながら、その理事と県警幹部の顔にドロを塗ってしまったということでないだろうか。