トップリーダーの器


名古屋に赴きて、つれづれなるままに、ひぐらし卓にむかひて、点棒の多し少なしとあらそひければ、あやしうこそものぐるほしけれ。


おとといの日曜17日の誕生日の花はビワ。バラ科。11〜12月に花が咲き翌年5〜6月に実がなる。葉の形が楽器の琵琶に似ているところからのネーミング。花は白い地味なもので気づきにくい。葉は厚くて固く、薬用になる。わが家の1本、毎年実がなるが、摘果をしないので小さな実ばかりで、全部鳥のエサになっている。



おととい17日は北朝鮮金正日の命日。核実験かミサイルか、何かが起きるのではと見守っていたが幸い平穏に過ぎた。6年前、時の総理野田さんは金正日の亡くなった翌日だったかに、仮想敵国ともいえる国の元首が亡くなっているというのに街頭演説に出かけていた。危機管理体制は大丈夫かと物議を醸した。


1995年の阪神淡路大震災のとき、時の総理社会党の村山さん。自衛隊の出動が初動でもたついて被害を大きくしたと当時物議を醸した。後に村山さん自身も危機管理体制が欠けていたと悔いていた。



先月29日未明の北朝鮮火星15号発射のとき、情報収集で発射を察知していた安倍総理は官邸に泊まり込んでいた。安倍さんの肩を持つわけでなく、これが当たり前のことだ。先のふたりの革新政党出身総理は批判や揚げ足取りには長けているが、危機管理には不安だ。
          
市民運動のリーダーと国家のトップリーダーの器の違いを見た思いだ。