心に残る3枚の画像 2017年

今年も残すところあと2日、クマさんの日記は今年最後のカキコの日となった。この1年を振り返ると年間のカキコ日数は244日だった。画像も何枚もアップした。そこで、この1年間にアップした画像で心に残った画像3枚を選んでみた。



1月19日 年数日の限定景色

1年に数日、冬の晴れた日に家から鈴鹿の山々を見ることができる。。「年数日の限定景色」だが、今年はちょっと趣が違う。蛇行して地球を巡るジェット気流に乗ってやってきた最強寒波がチリやゴミを掃き清めてくれたのだろう。きのうの朝は特に空気が澄んでいた。ウッドデッキからあんなにくっきりと鈴鹿の山々が見えたことは、越して来て22年経つがはじめてのことだ。


この山を調べてみた。三重県いなべ市滋賀県東近江市の境にある。みよしから直線距離で50数km。藤原岳は同山脈の北部に位置する。1144m。日本三百名山のひとつ。山容が変わるほど石灰岩が掘られた。なぁ〜んだ、そんなことか。


藤原岳は「日本のアイガー(スイス3990m)北壁」とひとり悦に入っていたが、理由がわかってしょんぼりだ。それまでは、年数日、日本のアイガー北壁を見るたびに、「元気なうちにもう一度本場へ」と希望に胸を膨らませていたのにイメージが壊れてげんなりだ。罪作りな冬晴れだ(アイガー北壁:左写真)




5月9日 月川温泉 花桃の里

南信州阿智村、月川温泉花桃の里。標高750〜1000mだ。ここに車から降り立つとひんやりとした空気で初夏の陽気のみよし周辺とはまるで気候が違う。周囲の山にはまだ山桜が咲いている。赤、白、ピンクの花桃が川の両岸と背後の山に咲き乱れる。その景色のグラデーションは圧巻だ。さながら白=源氏、紅(赤)=平家が入り乱れて戦った「源平合戦」を彷彿させられる。




11月30日 白川郷 絵と写真

テレビの「なんでも鑑定団」を見ていたら、10号の作品で300万円の値がつくような画壇の重鎮向井潤吉氏の作品が鑑定に出された。紹介の中で日本民家の作品が映像で何点もアップされた。その中に白川郷の合掌造りの民家もあった。先日白川郷で撮った写真とアングルがよく似ていた。



テレビではチラッとしか写らないので、ネットで氏の白川郷の作品を調べた。あった。あった。まったく同じアングルではないが、”ねらい目”は氏もクマさんも同じではないだろうか。同じ”ねらい目”で写真を撮ったクマさん、嬉しくなった。


3枚の画像のうち、花桃の里は確かに美しい景色で選んだが、藤原岳名神た東名阪を走っていて見るような山が自宅から鮮明に見られたという感動、白川郷は自分の撮った写真が有名画家の絵と同じアングルだったという感動、そうした観点から選んだ。


北欧ノルウェーソグネフィヨルドコペンハーゲンの色彩豊かな運河通りなど候補に挙がったが、色彩の美しさより心の感動の方を優先した。


昨年末のカキコで掲げた目標「長い人生レース、途中リタイヤーすることなく2017年区間を完走すること」どうやら、クリヤーできた。大過なく平凡に過ぎた1年だった。目標は更に1年自動更新だ。


年末のデータ
東証日経平均22765円(前年末比3651円高)クマさんの日記累計カキコ日数3349日(2006年6月開始)PV(日記の累計アクセス回数971102回(昨年末比76590回増)


11年前に生涯学習講座「ブログをはじめよう」で始めた「クマさんの日記」。ボケ防止を兼ねた自分の「忘備録」としてもってこいのお遊びだった。コメントを寄せていただいたり、覗いて時々声をかけていただく方があってこそ、それが励みになって「ボケ防止 のはずが今や 生き甲斐に」となり、11年も経ってアクセス回数が97万回ともなると「ボケ防止 のはずが今や 意地でやり」の感だ。いずれにせよ、皆様に感謝、感謝。いいお年を。

※1月6日までリセット休暇します。