「入った」と「入れた」


6日続きのうららかな春の日も、どうやらきょうまでのようだ。この長続きした穏やかな日和で春がいっきに加速した感じだ。週末は雨模様のようだ。きょう3月15日の誕生日の花はラッパスイセンラジオ深夜便は伝える。この地で見かけるスイセンは12月頃から咲き出す早咲きの種類が多い。


ラッパスイセンは3月から4月頃に咲く。上の写真のように、ふつうのスイセンに比べてラッパ状に花冠が飛び出している。花に芳香がある。 ユリ科スイセン属。わが家の庭には白い早咲き種と今頃咲き出す黄色のラッパ種とがある。



本格的な春の到来でグラウンドゴルフも冬眠していた連中が動き出して賑やかになってきた。陽気に誘われてホールインワンも続出だ。(ホールインワンが)「入ったよ」と云われると「入ったのではない。入れたのだ」と応えることにしている。                                                


同じホールインワンといっても「入れた」のと「入った」のでは価値が違う。打ち手が積極的に関わって、つまり入れに行って「入れた」のと何となく打って「入ってしまった」のでは価値も悦びも違うのだ。




森友問題で国会が揺れている。安倍さんは自分ないし妻がこの問題に関わっていたとなれば、総理も国会議員も辞めるとタンカを切った。ホールインワンを入れに行ったわけではないが、結果として入ってしまったのだ。あの豊中のおっさんに乗せられて入ってしまったのだ。


豊中の一介の学園経営者が、いくら日本会議のメンバーと云っても、国有地が大幅値引きで簡単に手に入るわけがない。内閣人事局制度で高級官僚の「忖度」をうまく利用したあのおっさんにはめられたということだろう。脇が甘かったのだろう。組織の頂点に立つ者は、どういうかたちになるか分からないが、何らかの結果責任は免れられまい。                       


これが、我々庶民の世界ならゴルフの負けは認めよう。挽回のチャンスは麻雀で・・・ということになるのだが・・・。安倍さんにチャンスはある。得意の麻雀でなく、外交で北朝鮮から拉致被害者救出だ。ナイスリカバリーとなることを祈る。