なんじゃもんじゃ Eタグじゃ


きのう同様青空が広がった。三好丘のランドマーク、名古屋刑務所(通称名刑)の門から本館までのおよそ200mある道路の両側はヒトツバタゴの並木で、いま見頃だ。豊田藤岡の緑化センターにあるこの花木は大木ばかりで、雪が積もっているように見えて壮観だ。                                      



ヒトツバタゴは国内では長崎県対馬岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県に飛び地で分布する珍しい花木だ。モクセイ科ヒトツバタゴ属。開花は4月ー5月。別名ナンジャモンジャ。その由来は名前がわからなかったので「何のじゃ?」とか呼ばれているうちにいつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったらしい。




台湾では大小を問わずどの車のフロントガラスにも縦1.5cm、横7cm位のシールが貼ってある。それは、なんじゃもんじゃ?Eタグじゃ。台湾では4年前に世界初の高速道路全面ETC化した。Eタグを貼り付けることにより、走行距離に応じて課金が行われるようになる。従って料金所はなく開閉バーをくぐる際にスピードを落とすロスがなくなった。渋滞緩和になった。


料金は請求書が送られて来て、Eタグ口座で精算する。コンビニに端末もあるし、カードや銀行口座からもチャージできるという。大胆な決断だ。日本だったら車のナンバーから、請求書の送り先を割り出せるのか?請求しても払わない人をどうするか?インターの従業員の雇用はどうなるのか?間違って侵入した車への対応は誰がやるのかなど、懸念点があがり、「無人化なんて無理」となるだろう。こうした大胆な決断が台湾が世界に誇るハイテク産業を生み出した原動力ではないだろうか。