西日本豪雨に思う


週末から続く猛暑日が週明けのきょうもまた・・・。土曜日、夜明け前からウォーキングに出かける。あの朝焼けを見て、猛暑日どころか酷暑日になる予感がした。案の定。多治見は38.7度で日本一の暑さを記録。「多治見高校が今年は甲子園に出られなくても、この暑さでNHKが全国ニュースのトップで放送してくれるから、面目が保てたネ」と仲間のブログに投稿。



夜明け前に林縁を歩くと、夜行性の動植物の活動の名残が観察できる。かつては夜にカラスウリの写真を撮ったが、昆虫が神秘的なレースを広げたような花に引き寄せられて行く様は見たことがなかった。おとといの朝は、レース状の花の中で昆虫がうごめいてメシベとオシベの交配の仲立ちをしているだろうと思われるシーンを撮ることができた。



きのう7月15日の誕生日の花はネムノキとラジオ深夜便。三好丘のウォーキングコース上で見かけることはないが、緑化センターの「季節の花めぐり」では毎年今頃お目にかかれる。3mも4mもある木の上の方の日当たりのよいところで咲く花で、写真を撮るのに苦労する。


化粧用のハケに似た紅色の花を咲かせる。夜になるとゆっくりと自分で閉じる。それがまるで眠るようなので「眠りの木」、それが転じて「ねむの木」に変化していった。   豆科ネムノキ属。




先週のメディアの報道は西日本豪雨一色に染まった感じだ。タイの洞窟からの13人の救出、国会の委員会でのIR法案や参院議員6増案審議もかすんでしまったが平成最悪の水害だから当然のことだろう。昨年は九州北部、一昨年は熊本県大分県で大地震。’15年は関東で豪雨。14年御嶽山の噴火と広島の集中豪雨。深刻な災害が毎年起きている。


日本って大丈夫かしらと心配になる。民主党政権ができたとき「コンクリートから人へ」とかっこいいこと言っていたツケが今になってまわってきた思える「ふし」もなきにしもあらずだ。当時さすが「友愛政治」と持ち上げていたメディアも今になって、掌返しの「ふし」が見受けられる。言うだけで責任を持たないメディアは気楽なもんだ。