ふるさとは遠くにありておもふもの


まとまった雨降りのきのうの朝と比べ、けさの青空に長くのびる飛行機雲は爽快この上なしだ。ウォーキングに出かける際、我が家の玄関から南西の方角の上空だ。飛行機雲ができるための条件は気温が低く、湿度の高いことの二つが必要だそうだ。



この画像は、ウォーキングスタート後およそ5分、ワイナリーのテラスから東方向に見える旧豊田市内最高峰焙烙山(標高約680m)だ。山麓に横たわる雲の帯は幻想的だ。めったに見られる景色ではない。昼のテレビで新潟県の山で見られた滝雲、山頂から山麓に向かって滝のように雲が流れて行く様子を映していた。きょうは広範囲で特異な気象条件だったようだ。


それも、そのはず。午後2時半、部屋の温度26度。こんな「立冬」ってあり!?



今週に入って誕生日の花のアップを抜かしてしまった。5日月曜はマリーゴールド、6日火曜はノコンギク、きょう7日はシラタマホシクサだ。この花は先月5日矢並湿地見学の際にアップしたばかりだ。伊勢湾沿岸の湿地にだけ自生する。花茎の先端に直径1 cm程度の小さな花を付け、白い玉のような、星の形をしているところが名前の由来。一面に群生していると白いホタルが乱舞しているようにみえる。






マリーゴールドは鮮やかな橙色や黄色の花が4〜12月頃まで咲く。草丈20〜100cmで初心者でも育てやすい。他の植物の害虫防除に役立つコンパニオンプランツとして、家庭菜園でも植栽している人が多い。






ノコンギクは日本各地の低地から高原までの草原で普通に見られる多年草。いわゆる「野菊」を代表する植物の一つ。草丈30〜100cmで7〜10月頃までが開花期。







3年ほど前、生涯学習講座で「自分史」をパソコンで作る講座があり挑戦した。色々と資料を集めとりかかったが、途中で挫折。その資料を整理していたら、左の新聞の切り抜きが出てきた。「ふるさとは遠くにありておもふもの」と題して巻頭の言葉にしようとしていた原稿も出てきた。


昭和23年4月に多治見市立昭和小学校、29年4月に多治見市立平和中学校それぞれに入学している。9年間皆出席だった。中学は近くの山の上に移転したが、小学校は校舎こそ木造から鉄筋コンクリートに変わったが同じ所にある。読者の投稿写真だ。わが母校の名前が他人様をほっとさせたことに、思わず快哉


仲間のブログの常連で両校の卒業生がかなりいるのに誰もそのことをブログで触れている者がいない。”ふるさとは遠くにありておもふもの”室生犀星ではないが、地元にいるとなかなか気が付かないが、遠くに離れてみるとふるさとに愛着がわくものだ