令和の始まりに思う

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梅雨時を思わせるような三日続きの雨の中、令和の世が始まった。乱発された「平成最後の・・・」ももう、これで聞かなくても、見なくてもよい。きのう新聞のテレビ番組欄を見たら、各局競って午前零時の生中継でないか。

 

ちょっと、はしゃぎすぎでないか。まっ、いいか。令和の時代は「寛容と責任」と誰かが言っていた。新時代の元旦くらい、大目にみてやろう。その元旦5月1日の誕生日の花はスズランとラジオ深夜便は伝えていた。わが家のスズラン、先日日記にアップしたところだが、令和に入ってからの撮り下ろしで再登場だ。

 

とても美しいが有毒。自生のものは牛や馬に食べられずに残るため、牧草地に群生していたりするそうだ。百合科スズラン属。

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 三好丘のランドマーク、名古屋刑務所(通称名刑)の門から本館までのおよそ200mある道路の両側はヒトツバタゴの並木、例年だといまごろが見頃だ。今年はちょっとおそい。雪が積もったように見える部分はごく一部だけだ。(上の写真は4/29下左は昨年4/26)。豊田藤岡の緑化センターにあるこの花木は大木ばかりで、雪が積もっているように見えて壮観だ。(下右写真)

 


ヒトツバタゴは国内では長崎県対馬岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県に飛び地で分布する珍しい花木だ。モクセイ科ヒトツバタゴ属。開花は4月ー5月。別名ナンジャモンジャ。その由来は名前がわからなかったので「何のじゃ?」とか呼ばれているうちにいつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったらしい。

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元号による時の区切りに何の意味があるという意見を聞く。 クマさんは西暦と和暦併用で時と場合によって使い分けをする今のやり方に賛成だ。例えば、豊田から名古屋・伏見まで電車で行くとする。一般的には豊田、伏見間を乗り換えなしで直通で行くとなる。節目のない西暦的な考え方だ。一方で、豊田、梅坪間は名鉄三河線、梅坪、赤池間は名鉄豊田線赤池、伏見間は地下鉄鶴舞線と路線ごとに分ける考え方が節目のある和暦的な考え方だ。

 

和暦的な発想とか考え方とか訴求力は慣れ親しんできたし、表現するのにインパクトがある。日本の歴史、文化そのものだ。「大化の改新」「安政の大獄」「明治維新」「大正琴」「平成の怪物」等。

 

季節の変わり目、時代の変わり目、そんな節目の時期は何かちょっと立ちどまって、自分の向かっている方向はこれで、あっているかを確認して目標を見失わないように調整する良い機会ではないかと思う。

 

そこで、「クマさんの日記」も4月30日でカキコの日数が3655日、ちょうど10年分になる。元号も変わったことだし、令和の年は毎週月・水・金のカキコとすることにした。