高速道10年♪そんな時代もあったねと

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今月の10日から始まった企業城下町の「盆バカンス」も終わって、わが家の前の産業道路もけさは薄暗い内から往来が激しい。街は再起動の様相だ。

 

ラジオ深夜便によると、きのう8月18日の誕生日の花は百日草。ポーチュラカと並んで、この花も夏の花壇や畑での定番だ。強い日照と高温多湿を好むからだ。おまけに花もちがよい。初夏から晩秋まで長い間咲くのでこの名前になったという。実は、百日草というのはキク科ヒャクニチソウ属の色々な品種の総称らしい。花色は白や赤・ピンク・オレンジ・黄色などで、品種によって一重咲き・八重咲き・絞り咲きなどさまざまな花姿をしている。

 

そして、きょう19日の誕生日の花はナス。この時期にナスの花?秋ナスの花だ。ナスは7月頃実をつける。これが夏野菜。一度収穫したナスがまた花を咲かせ、実をつける。わが家でも先日その剪定をした。この2回目のナスが秋ナス。ナスの花は夏と秋に年2回楽しめる。

 

「秋ナスは嫁に食わすな」という昔から伝えられてきた慣用句がある。この慣用句、実は「秋ナスはとても美味しいので嫁なんかに食べさせるのはもったいない」という解釈と「ナスには体を冷やす働きがあるので、涼しくなってきた秋にナスを食べて出産を控えた嫁の体が冷えすぎないように」という全く逆の解釈がある。ズル賢い姑の悪知恵で、本音と建前の使い分けではないだろうか?

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「10年一昔」というが、10年前のお盆は何をしていただろうと、長女夫婦と晩飯を食べながら話していた。クマさんの日記を調べた。2009年8月17日、その長女夫婦と遊び半分の社会実験をしていたのだ。当時はリーマーンショック後の景気対策として麻生内閣が「高速道路の土日休日1000円上限」を打ち出していた。民主党は政権奪取のために「高速道路無料」政策を打ち出していた。

 

民主党が政権をとって高速が無料になる前に一度千円高速と帰省の渋滞を体験してみたいもだと、三好から中央道で東へ行き日付が変わるまでに帰宅できる限度はどの辺になるか試してみようと云う事になり昼の11時頃に三好を出発した。

 

お盆帰省で渋滞必至の中央道上り線と思いきや至って順調。恵那峡SAで昼食後、3時には昇仙峡到着。5時に石和温泉到着、8時に出発。日付の変わる直前に帰宅。渋滞まったくなく千円高速を堪能。

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 10年前の「千円高速」ドライブを今になって振り返ってみる、こんなことが云える。

  1. 我々の習性として、局地的に何かがあっても全体あるいはもっと広い範囲で同じ状況だと思いがちだ。中央道の上り線の渋滞は酷いと報道されると中央道の上り線はどこでも渋滞が酷いと思いがちだ。しかし、大抵は神奈川県と東京の間にある小仏トンネルあたりからの渋滞である。台風と同様に交通情報も現代は情報活用力が問われる時代だ。
  2. 麻生内閣の景気浮揚策の「千円高速」も東日本大震災でその効果の検証が行われなかつたのではないかと思う。少なくとも言えることは、ETC車載器の普及に貢献したことは間違いない。
  3. 安売りして客を呼ばなくても、SAの施設が高速道路の付属施設からその施設単独でわざわざ客を呼べる施設になっているケースが最近は多い、刈谷のハイウェイオアシスなど。民営化後の民間活力だと思う。商売は官より民の典型例だ。

たかが10年、されど10年。中島みゆきは唄う。♪そんな時代もあったねと / いつか話せる日がくるわ/ そんな時代もあったねと /きっと笑って話せるわ/  まわるまわる時代はまわる