長いようで短い、短いようで長い8年

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土曜から日曜にかけて、国家のエンジンを止めてまで迎え撃つ厳戒態勢の中、スーパー台風19号が駆け抜けた。幸い、この地では雨、風の音すら聞くことなく通り過ぎた。日曜の朝、これぞ台風一過の青空と云わんばかりの秋晴れだ。

 

朝のテレビで映し出される、千曲川の氾濫の様子、とりわけ水に浸かった北陸新幹線長野車両基地は1週間前バスツアーで長野自動車道・北陸道磐越自動車道経由で裏磐梯へ行く際にその脇を通ったばかりなのだ。その時も、テレビに映し出されるのと同様数編成の新幹線が鎮座していた。とても、よそ事とは思えない水害風景だ。

 

それにしても、子どもの頃台風銀座といえば沖縄から鹿児島・九州縦断と云ったコースだったような気がする。狩野川台風とか伊勢湾台風と云った例外はあるものの。今年のように先日の15号とか今回の19号のように台風慣れしていない関東沿岸から東北方面に集中しているのは、「秋台風」のせいなのか、それとも地球温暖化が影響しているものなのか。どうだろう?

 

今回甚大な被害をもたらした台風19号について各メディアの論調を総合して戦争に例えるなら、敵は地球温暖化で攻撃能力も規模も向上している中で、向かってくる方位の予測能力はIT技術で格段に進歩している。しかし、防御態勢である治水事業が攻撃側の向上スピードに追い付いていないことから、20ヶ所にも及ぶ河川の氾濫を招いたと云えるのではないだろうか。限界集落の増大が治水事業を退歩させていると云っても過言ではないだろう。そんなことが云える。

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  2011年大会までは24戦して1勝。W杯に参加するだけで精いっぱいだった日本のラグビー。それが、わずか8年で1次リーグを全勝で突破。8強入りだ。昨夜のスコットランド戦は大河ドラマ「韋駄天」そっちのけでラグビーに釘付けだった。来週の日曜の決勝トーナメント南アフリカ戦はNHK地上波の中継が組まれて、大河ドラマ「韋駄天」はお休みだそうだ。

 

 にわかラグビーファンとしては、「やれば、できるじゃん。凄いぞ日本のラグビー」としかいいようがない。なにせ、皆様のNHKの看板ドラマを追いやってまで中継をするのだから。

 

ラジオ深夜便による誕生日の花、先週水曜9日は秋海棠(しゅかいどう)、土曜12日はシュウメイギクだった。どちらも、先月末中山道馬籠宿の散策の折、街道沿いの溝の壁面の岩にへばりつくように優雅に咲いて,萩とともに秋の彩を添えていた。アップしたのは昨年静岡の白糸の滝で撮ったもの。秋海棠科ベゴニア属。 シュウメイギクの名の由来は秋に、菊に似た花を咲かせるところから。切り花をはじめ、花壇や鉢植えにされている。キンポウゲ科イチリンソウ属。

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8年前の日本のラグビーはW杯に参加するだけで精一杯だった。8年の歳月はその日本のラグビーを8強入りするまでも進化させた。「長いようで短い、短いようで長い8年の歳月」。以下は8年前の今日10月15.日のクマさんの日記だ。今でこそ「韓国クソくらえ」とヘイト発言の多い日本人の韓国観だが、8年前のクマさんには「青い隣の芝生」に見えていた。「長いようで短い、短いようで長い8年の歳月」だ。

 

>国内のプロゴルフは男女とも秋のシーズンたけなわだ。最近は韓国勢の台頭が著しい。先週までの賞金ランキングを見ると男女ともトップは韓国選手。賞金ランクトップテンに男子は2人、女子は3人韓国選手が入ってる。大相撲同様日本選手どうした、がんばれと叫びたくなる。

 

 ことほどさように経済の分野でもTPP参加問題で揺れている我が国を尻目に、韓国は輸出で国の経済を動かすことを国是として大統領がリーダーシップをとり米国と二国間の自由貿易協定の合意を取り付けてしまった。同じように輸出産業が国の経済を支えている日本は、関税のかからない「現代」の自動車や「サムソン」の電化製品により米国市場で太刀打ちできなくなってしまう。

 

 韓国には韓国の色々な国内事情はあると思うが、マスコミの報じる上面だけの情報で素人が判断すると、”隣の芝生”が青く見えてしまう。この人なら国の舵取りを任せても大丈夫というリーダーがいないから余計に隣の芝生が青く見えてしまう。