オーバー80へのエール

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時には集中豪雨みたいな勢いで、ときにはおセンチになるみたいなシトシト雨で間断なく終日降り続いているきょうの雨だ。ラジオ深夜便の伝える誕生日の花、きのう10月17日はフジバカマ、きょう18日はホトギスだった。

 

フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物。名前の由来は小さいピンク色の花がたくさん咲き、花弁の形が袴(はかま)のようであることから。 現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっているという。                   

 

昨年秋、豊田の矢並湿地に行ったとき、これはフジバカマに違いないと思い指導員に尋ねたところ、それはサワヒヨドリと教えられた。現在フジバカマの名で市販されているものの多くはフジバカマとサワヒヨドリの雑種のサワフジバカマだそうだ。緑化センターで撮ったフジバカマ、ホンマもんと信じていたが、この解説を聞いて、ひょったしたら雑種かも・・・。

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ホトトギス。毎年この時季、豊田・藤岡の緑化センターの「季節の花めぐり」に参加すると、林間の木漏れ日とホトトギスの鮮やかな斑点模様が妙にマッチして、独特の雰囲気を醸し出している。

 

ホトトギスユリ科ホトトギス属。初秋から晩秋にかけて咲く。日陰に多く咲く。若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからのネーミング。

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 最近、週2回のグラウンドゴルフを終えた後6人で喫茶店に入りワイワイ、ガヤガヤと1時間ほど時を過ごす。サンデー毎日になってからは外で食事をしたりお茶を飲んだりするとき、家族以外はたいてい「割り勘」だ。気が楽でいい。

 

ある本でこんなジョークを読んだことを思い出した。

3人で食事をしたとき、日本人は3人分払うといくらになるか計算しながら食べる。ドイツ人は割り勘でひとりいくらになるか計算しながら・・・。   イタリヤ人は払ってくれる人にどうお礼をいうか考えながら・・・。

 

現役時代はサイン以外は日本人になったり、ドイツ人になったり、イタリヤ人になったり・・・。日本人、気前良すぎるから裏金つくりに精を出さざるをえなくなるのではないか!? 誰が作り出したジョークか知らないが、うまいこと言ったものだ。

 

その6人のメンバーは男2人、女4人(うち3人はおひとりさま)。毎回同じで全部クマさんより年長だ。特に彼女らは、西に東に野に山に駆け廻り、歌いまくり「私たち、今が一番若いのよ」と云わんばかりのオーバー80のパワーに圧倒される。そういう彼女たちにこそ、こんなエールを送りたい。

 

  >青春とは人生のある期間でなく心の持ち方をいう。

年を重ねただけで人は老いない。目標を失うとき初めて老いる<