救急車

mikawakinta632007-02-27

明け方、激しい腹痛に襲われた。きょうは、町民病院の循環器科で10時に予約がしてある。それまでは何とか我慢しようと風呂に入ったり、ラジオを聴いたりで紛らわす。救急車を呼ぼうかとも思ったが近所の目もあるし我慢した。
原因はきのうの夜。近所の夫婦と回転すしに行って、年甲斐もなく20皿くらい食べて腸がびっくりしたようだ。


8時半になったら家を出て病院へ。事情を説明し早めに診察を受けさせてくれることになったが、結局待つこと1時間20分。痛みが治まらないので、採血室のベッドで横にならせてもらった。
救急車で来たらこんな待つことはなかっただろうにと悔やんだりもした。


先日も新聞に出ていた。救急車がタクシーや自家用車代わりに使われて出動回数がうなぎのぼりのようだ。
善意の人たちのためにあるいい制度も、ごく一部のものが悪用するために機能しなくなってきている。


救急車が本来の機能をフルに発揮できるようにするには、救急車で搬送されてくる救急外来と緊急度が救急外来ほど高くない準救急外来と一般外来といったように病院側の受け入れ体制を整備する必要があるのではないか。
大して緊急を要しないのに、タクシー代わりに救急車を使ってきたものが、待合室のベンチで腰掛けて待つこともできないような患者を尻目に、「お先に」では正直者がバカを見る。


病院で整腸剤をもらい、昼飯代わりに「葛湯」を飲んで30分ほど寝たらあれほど痛かった腹も完全回復。
散歩に出られるほど元気が出た。