血の通った行政サービス
きょうも穏やかな春の日。去年収穫して地中に埋めておいた里芋を掘り起こし種芋として植える。一汗かいた。
先週のこと。グラウンドゴルフのホームグランド桜公園グランドの脇にある用具倉庫に「この倉庫は市の所有物だから個人の所有物は直ちに撤去しなさい。撤去しない場合は市側で処分する。」ざっとこんな内容の貼紙がしてあった。この倉庫にはわがグラウンドゴルフクラブのゴールポストなどの用具が箱に納めて置いてある。
さっそく市役所の担当部署であるみどりの推進室の担当者とクラブの役員で面談した。担当部署では新年度に入って市の管理するグランドの用具倉庫の管理状況を調査したらあまりにも乱雑な管理のグランドが多いので一斉にこのような貼紙をしたという。確かに筋の通った話だが、一斉に貼紙をするというのは十把一からげ、画一的ないかにもお役所仕事だ。
わがクラブは老人ばかりのメンバーで10kg以上もある用具の収納箱を毎回毎回持ち運びは大変だから公園管理事務所と話し合いで倉庫を使うことに便宜をはかってもらっている。そして、我々が倉庫の掃除をしている。一斉に貼紙をする前に特殊な事情のチェックをして、事情のある場合には個別に話をするのが血の通った行政サービスというものだ。
結局、当方から市当局宛に倉庫使用許可願いを出すことで落ち着いた。今まではオラが町の管理で「まぁ〜、頼むわ」で済んでいたが、市ともなれば法に基づいた管理になるのも当然だろう。それだからこそ、杓子定規で測ったような行政サービスに陥らないようキメ細かく、血の通ったものであることに心がけて欲しいものだ。
<きょうの一枚> モンタナ 4月19日 自宅
庭のフェンスに沿って蔓を伸ばしているモンタナ。この1〜2日で一斉に花が開いた。白とピンクが同時に開いた。
クレマチスの一種だそうだ。そういえば似たような花のかたちをしている。