川越火力発電所見学
おとといの日曜以来尻上りに春本番を思わせるような陽気が続いている。きょうなど外出先ではアイスクリームが恋しくなるような一日だった。
三好丘コミュニティー関係者30数人がバスで大人の社会見学。三重県の中電川越火力発電所へ。敷地108万平方メートル、名古屋ドームの22倍の広さ。出力480万KW、三重県下全戸数の電力をまかなってもおつりがくるほどの量。
世界最大級の火力発電所。ここで働く人は関連会社を含めて700人。
電気のおよそ7割は火力発電でつくられている。火力発電の燃料の主流は昔は石炭だったが、今はLNG(液化天然ガス)。ばいじんや硫黄酸化物の発生がなくクリーンな燃料とのこと。
この見学で中電さんが環境保全に力を注ぎ、テーマパーク仕立ての展示館や発電所の廃熱を利用した温水プールで地域社会に貢献している姿がよくわかった。そして、30数人の見学参加者に対して4人もの係員の方が同行。競争相手のいない独占企業のゆとりさえ感じられた。逆に言えば経営体質の甘さを垣間見た。