映画「アバター」

きのうの好天はやはり１日限定版だった。おそい朝食をすませ、ウォーキングに出かけたら途中で雨。急いで引き返す。

昨夜はレイトショーで３Ｄ映画「アバター」を観て来た。終わった時には日付が変わっていた。元々この映画のようなＳＦ物にはまったく興味がなかったのでストーリーはどうでもよかった。”立体映画”に興味があった。子供の頃、雑誌の付録に色メガネをかけて見ると浮き上がってみえるものがあった。理屈はそれと同じだろうが、映画となるとどういう風に見えるのか体験してみたかった。前に飛び出てくるような遠近感が不思議な感覚だ。

サーカスで最初にウルトラＣ級の技をすると、観客は慣れっこになってその後に繰り出す技がそれ以上のものでないと感動しなくなるのと同じで、３Ｄ映画も２時間半も続くと感動が少なくなる。それを、補っているのが美しく、感動的な映像だった。

立体映画ってどんなん？あるいは、アカデミー賞３部門を受賞した映画ってどんなんという言う興味だけで観たい人はどうぞ。ＳＦ物に興味のないおじさんには、２日がかりで見てもそれくらいしかいいようのない映画でした。