穏やかな正月の昼下がり。 風もない暖かさに誘われて散歩に出る。
灰褐色に枯れたツタが絡まる真冬の雑木林の横を通りかかると、Lサイズの”いちご”くらいの大きさの赤い実が目に飛び込む。「からすうり」だ. 雑木林の奥のほうまで探検すると「レモン」と間違えるような黄色の実まであった。
比較のため上のまるいのは「かりん」
実がなるなら花が咲くはず。「からすうり」の花って見たことない。
ネット検索。 夏の薄暗くなる夕方に白いレースを広げたような花をつけるそうだ。
「からすうり」はスズメガを呼び寄せるために夜咲くそうだ。
今年の夏は一度観察してみよう
