梅は咲いたか
先日の「ふるさとの文化探訪」で「独楽博物館」へ行ったとき館内に自転車に載った紙芝居があった。
大変懐かしかった。 飴を白く練り上げる競争の思い出だけでなく、紙芝居屋さんにまつわる思い出が50数年経った今でも忘れられない。
中学の美術のT先生は紙芝居屋をやっていた。美術の教師になる前か、教師をしながらか、それとも退職後か記憶がない。紙芝居を載せた自転車を小生の実家に、いつも預けていた。 そんなわけで、博物館で見てこの先生を思い出した。
美術の時間、ある生徒が「美術なんか高校受験に関係ないから一生懸命やらんでもいい」とT先生に聞こえるように言った。先生、烈火のごとく怒ってその生徒は床にしばらく座らされた。
大半の教師は、この先生のように「教師に情熱と誇り」を持っていると思うが、だんだんこういう教師が少なくなってきたような気がする。
いま、叫ばれている「教育の再生」、サラリーマン先生でなくT先生のような「情熱と誇りを持った聖職者達」の双肩にかかっていると云えるだろう。
● 梅は咲いたか 桜はまだかいな
きょうのような天気とかけて何ととく? 「負け組の星」ととく。 こころは「ハルウララ」
てなワケで、天気に誘われて 梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい
と 豊田・平芝公園の梅林へ。 早咲き組は満開もあり。 全体にはまだまだ。