東谷山 しだれ桜

花見ウィークにふさわしく、きょうも絶好の花見日和。 東谷山フルーツパークへ。
花見に行く”つれ”はそのつど変われど、変わらぬは男女を問わず60歳以上であることだ。
名古屋市内の施設でこの時期、この天気だけに平日にもかかわらず満員の盛況。駐車場に入るのに30分待ち。


ここ東谷山フルーツパークは「しだれ桜」で有名。
           

    

    

           


レジャーの多様化した現在「桜の名所」としての演出の仕方は野球のピッチングの技術に似たところがある。
ソメイヨシノといったストレート勝負のところ。しだれ桜とかコヒカン桜といった変化球勝負のところ。
吉野山のような高低差で、寺尾ヶ原千本桜のような横の変化で勝負のところ。
名木・老木と言われベテランの味で勝負の根尾の薄墨桜とか荘川荘川桜、臥竜桜はさしずめ工藤や山本昌といったところか。


日本人の「心のよりどころ」であり日本文化の象徴である「桜」を野球のピッチングに喩えるなどとは不謹慎なことかもしれないが、どちらもそれだけ奥が深いということだ。
イチローに対する松阪のピッチング、桜の開花が早いだの遅いだのと騒ぎ立てるのと似てどちらも騒ぎすぎだ。