古窯発掘調査見学会

午後、自宅から歩いて10分ほどの莇生・辰己山で古窯発掘発掘調査見学会。


                                                       同じ場所で2月にも見学会があった。その時は猿投窯では最大と言われる鎌倉時代の窯跡(写真:右端)が公開された。
今回は、鎌倉時代の窯跡の左側に3基ある奈良時代の窯跡が調査の途中であるが公開された。
杯、椀、かめ などが窯の下方に広がる灰層(灰を捨てたり失敗したモノを捨てたりする場所)から出土された。(写真:青いシートのある場所)




今回の調査では、槍の穂先につける石器が発見された。約12000年前の縄文時代のものだそうだ。そんな時代から三好にも人々が活動していたことがわかったことは画期的な発見だ。


奈良時代から鎌倉時代にかけて窯で焼き物に携わっていた人たちがどこに住んでどんな生活をしていたか思いをめぐらすだけでも大いに好奇心を沸き立たせることだが、それが12000年も前の縄文時代に今自分の住んでいるほんの近くの場所で狩猟をしながら人々が生活をしていたことがわかったとなるとますます”男のロマン”を掻き立てるではないか!