ざくろの花

mikawakinta632008-06-26

アメリカ初代大統領ワシントンが少年時代、父親の大事にしていた桜の木を斧で切ってしまった。
彼は父親に正直に告白。逆にその正直さに父親も「正直な答えは千本の桜より値打ちがある」と
ほめた逸話がある。(当時、アメリカには桜がなかったという話もあるがそれはどうでもいい)


小学校で教わったか、偉人伝で読んだか記憶がないが、これと逆のことで家庭でひと悶着あった。
けさのラジオ深夜便で誕生日の花は「ざくろの花」とやっていた。                         朝食の時、今年はまだ「ざくろの花」が咲かないなぁ〜などと話したら、カミさん「あんな木、邪魔だったから去年の秋に切ってしまったよ。」後は推して知るべし。


そんなワケで去年撮った「ざくろ」の登場となった。

 
  19年7月16日             19年8月22日

果樹用の「ざくろ」ではなく、園芸品種なので木の高さ30cmほど。実の大きさも3〜4cm。



<きょうの一枚> グラジオラス  自宅  6月26日

色も形もおおらかで、きのうのデイゴと並んでいかにも南の国の花といった感じ。
ひょんなことから、グラジオラスの醸し出す雰囲気とけさの食事時のひと悶着を結びつけるような句を見つけた。

   「グラジオラス妻は愛憎鮮烈に」 日野草城

感情をストレートに表現する妻、グラジオラスの原色が性格描写に一役買っている。