長田池下流の谷戸

三好丘駅前に車を置いて、黒笹長田池下流の谷戸（丘陵地の小さな谷間）をウォーキング。きょうも猛暑日といっても暦では８月から９月の曲がり角。谷戸の植物も夏から秋へと模様替えの最中だ。

７月から８月にかけてあれだけ勢いよく毎朝咲き誇っていた蓮田のハスの花も今は見る影もない。蓮田では８月が去り９月が迎えに来ている。開花時に花の中央で黄色かった花床も今では真っ黒で蜂の巣みたいだ。蜂の巣→ハチス→ハス　名前の由来がよくわかる。

　

水田の西側の土手の斜面から湧き水がありその周辺には小さな湿地ができている。そこに、伊勢湾沿岸の低地の湿地にだけに群生しているシラタマホシクサがある。３年ほど前、悠学カレッジのふるさとの自然講座でこの場所を教えてもらった。秋、たけなわの頃になると湿地一面に咲くが今はまだ道端側の一部だけ。この湿地にも９月がお迎えだ。