仰げば尊し

多治見は暑いのが日本一だが、寒さも三好あたりの比ではない。ガキ仲間の会の新年会を兼ねた小学校の同窓会の準備会が多治見であり出席。話には熱気を帯びていたが外は寒いの、寒いの。

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四つ池から吹き上げてくる冷たい風の中、ヤブランは懸命に耐えていた。


恩師を招いて開催できる同窓会はおそらくこれが最後となるから盛大にやろうということになった。そんな話の中で最近は卒業式に「仰げば尊し」を歌わなくなったそうだという話から「わが師の恩」とか「身を立て名を上げ」などの歌詞がイカン、今はもっとスマートな歌を歌っているなどと話が盛り上がる。


確かに、門出の場で教師が恩を売り立身出世を強いることに目くじらを立てる輩がいて歌わなくなったと言われればそうかもしれない。卒業式や入学式での国旗掲揚や国歌斉唱を快く思わない先生方なら言いそうなことだ。


先週、「起立や斉唱の義務はない」と主張する東京の先生達が東京高裁で逆転敗訴したことが新聞に載っていた。こういう先生達がいる限り”国を愛する心、郷土を愛する心、友を愛する心”を持った子どもたちは育たないのではないだろうか。