防妻の日


きょう9月1日は「防災の日」。88年前20万人近い死傷者を出した関東大震災の記念日だ。子供の頃、明治生まれのおふくろからことあるごとによく関東大震災の話を聞かされた。この大震災を身をもって経験した人もごくわずかになり歴史上の出来事になった感がする。3月11日の東日本大震災があまりにもインパクトがあり余計にそう感じる。


3月にあれだけの大災害があったのに、どうして9月に「防災の日」と称して防災訓練などをするのかと疑問を持つ人も多いのではないだろうか。それなら、いっそ3月11日を「春の防災の日」9月1日を「秋の防災の日」とでもしたらどうだろうか?


「災害」は忘れたころにやってくる。「妻害」は死ぬまで付きまとう。自然相手の防災は、今の科学の力では至難のわざ。妻相手の防妻は”さわらぬ神にたたりなし”で関わりを持たないようにすれば防げる。
きょう9月1日は防妻に日でもある。来年からは3月11日も防妻の日にしよう。