秋の味覚


あさって20日は彼岸の入り、23日は彼岸の中日秋分の日だ。「暑さ寒さも彼岸まで」というとおり残暑も収まってくれればいいが、きょうのような暑さではなかなかそうは行くまい。それでも、北に前線、南に台風が二つもある。秋の長雨、秋雨前線が夏のほてりを冷やしてくれることに期待しよう。紀伊半島土砂ダムを刺激しないようにだ。



そうはいうものの、身の周りでは秋の味覚がチラホラ。ウチの早生の柿が実った。味はまずまず。家庭菜園の東の林に何本もある栗。大木のまわりにイガが無数落ちている。2/3以上は誰かが収穫して行った残骸。残りをひとつひとつ収穫するのには相当の忍耐がいる。まわりは蚊の大群だ。



ところで、春分秋分二十四節気のひとつで古代中国で生まれた暦の思想。春分秋分は彼岸の中日。彼岸の思想は仏教の思想。何かで読んだことがあるが、星座占いの時の星座は十二。12ある星座の中に二つずつ節気が収まっている。天秤座の期間中に秋分寒露があるように。


古代文明で生まれた天文学をベースにした暦の思想と仏教の思想がどこでどう結びついたものだろうか?