味覚いろいろ


午前中は青空が広がり気持ちの良い天気。午後からは薄雲が広がり、下り坂のようだ。暦の上では5日が二十四節気の一つ芒種穀物の種を蒔く時期と言われ、10日が入梅。そんな時期ともなれば、春先に芽吹いた木々の成長も目を見張る。ウォーキング中眺める景色の変化が目覚ましい。栗林が雪を被ったように白くなっている。栗の花だ。あの独特の匂いを嫌う人が多い。それほどでもないと思うが。ウチの早生の柿ももう花が咲き終わって地面にポタポタと落ちている。



♪ カキに赤い花咲く いつかのあの家  この歌詞のことでいつぞやブログで論争したことを思い出す。柿に赤い花が咲くと思っている者がいた。 クリーム色の花が咲いているときに一生懸命花を探して写真を撮ったことがあった。この歌詞でいうカキは垣根のことなのだ。



栗も柿も日本では欠かせない秋の味覚。トルコ旅行中の味覚はと尋ねられるとあまり食べ物に関心がないので困ってしまう。おまけに7泊すべて朝も夜もバイキングともなれば、普段食べるようなものばかり選んで食べるので・・・。印象に残っている食べ物の1番はイスタンブールでの昼食、さばサンド。パンに焼きさばをはさんだだけのものだが、これがおいしい。コロンブスの卵と同様、商品化したアイディアは大したもんだ。番外としてはドバイの空港で食べた寿司だ。特にカルフォルニアロールが美味しかった。


愛知万博でもおなじみだった羊の肉の塊を回転させながら焼いたものをそぎ落としながら食べるケバブが有名で随所で見かけた。羊の肉を四角に切って串焼きにしたケバブはバイキングでもしばしば出た。ヨーグルトが美味しかった。デザートが甘すぎた。



小さな店が4,400軒も集まる中近東らしい雰囲気のグランドバザール。歩いていると日本語で様々な客引きの呼び声ががかかる。買い物をする所というよりは、存在そのものが見どころになっている。






その昔、エジプトからの貢物を集め設営されたといわれるエジプシャンバザール。色鮮やかな数々の香辛料が並んだ店が多い。市場の周辺も食料品や日用品を売る店が並んでいる。グランドバザールより規模は小さいが、こちらの方が何となく親しみを覚えた。