この夏どこか変


きょうも、蒸し暑さは安定、空模様は不安定な真夏日だ。この時季荒れ地や土手は雑草が勝手気ままに伸び放題だ。そんな中で”掃きだめの鶴”みたいに純白の彩を添えているのが「高砂ユリ」と「クサギ」だ。ウォーキング中の随所で見かける。きのう、PCに取り込む際削除してしまったこれらの花はけさ再撮影して一日遅れの登場だ。


公民館の当番日。建物の周囲の落ち葉の掃き掃除は秋の落葉シーズンも大変だが、この時季も暑さと蚊の大群に悩まされ大変だ。例年なら長袖を着て作業するが今年は半袖で大丈夫だ。きょうもやはりそうだった。この夏はどこか変だ。蚊の発生が少ない。



そういえば、きのうのネット版産経ニュースでこんな記事が出ていた。「大阪府が10年以上にわたり府内で蚊の種類などを調べるために捕獲している蚊の数も、近年は減少傾向にある。猛暑になると、卵を産む場所の水たまりが干上がるほか、成虫でも生命を維持することが困難になるという。」猛暑と蚊の発生に何らかの因果関係があるようだ。


お盆が過ぎたと云うのに前線が居座り、梅雨に戻ったような感じで美しい夏空が少ない。きのうもカキコしたように今年はまだ入道雲をまだ見てない気がする。この夏はどこか変だ。



どこか変だといえば、甲子園もだ。開会式が2日も延期なんて珍しいこと。それも、これも前線の居座り、つまりは太平洋高気圧が弱いからだ。甲子園の異変はまだある。北陸3県福井・石川・富山の代表校がいずれも揃って3回戦まで進んでいる。けっこう、けっこう。北陸は第2の故郷、県予選の段階からどこの学校が出場するか気がかりなものだ。


居座る前線、ゲリラ豪雨、まだ見ぬ入道雲、乱調の夏に好調の甲子園北陸勢。生まれ故郷岐阜と地元愛知勢が敗れ去った今北陸勢の善戦と美しい夏空の幾日かがやってくることを望みたい。