リフレッシュ休暇中におもいついたこと

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リセット休暇も終わった。さぁ、2017年の始動だ。「何となく/ 今年は良い事あるごとし/ 元旦の朝 晴れて風なし」 石川啄木  病苦と借金に苦しんだ啄木でさえも、晴れて風もない正月の朝ともなれば、こんな心境になるのだろう。


片やクマさん、相場用語にある「申酉騒ぐ」の正月になってしまった。元旦に東京から訃報が入り、3日に一家で出かけた奥浜名湖から翌4日の早朝に東京に直行。日帰りで翌5日は朝から名古屋で麻雀。帰りが午前様近くになって、申年生まれの御前様がお冠。冷戦状態。




そうそう、遅ればせながらクマさんの日記を覗いて下さる方々へのご挨拶だ。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。


5日は二十四節気の「小寒」。誕生日の花は梅。寒さが厳しくなる頃だ。きのう7日はこの冬一番の寒さだった。とはいえ、日中は風もなく穏やかな陽気が続けば農家の人達はじっとしておられないだろう。三好丘丘陵地の畑ではあちこちから野焼きの煙が立ち上り霞がかかったような風景だった。春先のまだ草木の新芽が出ない時期に、野や畑の枯れ草を焼いているのだ。


リフレッシュ休暇中に思いついたこと。

● 正規運賃を払うばからし
葬儀参列で東京に行ったときのことだ。名古屋・東京新幹線指定席正規料金で往復2万2千円。ネットで調べると、新幹線往復+ホテル1泊で1万6千円くらいから売り出している。正規料金でホテルに泊まったら1人3万円以上になるからほぼ半額だ。


そんな安いチケットは1日や2日前に申し込んでも買えないのだ。急な用事の時は悔しいけれど高い運賃を払わなければならない。海外ツアーのときは正規航空運賃の1/3や 1/4以下で乗っているから仕方ないといえば、仕方ない。これが自由主義経済のしくみだと思うより仕方ない。それにしてもばからしい。



● トランプへのナイス返球 
トヨタのメキシコ工場に対するトランプ発言で揺れていた。まだ大統領になっていない人物の私的な発言にあまりにも過剰な反応はいかがなものか? マスコミは正月でニュースが少ないせいか、ことさら大きく取り上げて揺れを増幅させているような気がしてならない。


これに対しての豊田社長の「工場計画をひとたびやった以上、雇用と地域社会への責任がある」という発言は、毅然とした姿勢で、さすがトヨタだ。大統領就任前にアドバルーンをあげて反応をみようとしているトランプへのナイス返球だった。