フジ

mikawakinta632009-04-20

四つ池南の雑木林のフジが今年は早い。高い木に這い上っていった蔓から垂れ下がる紫の花穂が春風に大きく揺れている。

 


ここのフジ、去年はいつごろ咲き出したかと日記で調べたら約1週間早い。先日、緑化センターで頂いたパンフレットにも藤岡・御作 藤の回廊での”ふじまつり”は5月3日〜5日とあった。桜も開花が早かったから、フジも去年より1週間早くても不思議なことでもないかもしれない。


フジも藤棚からスダレのように垂れ下がる様を眺めるのもいいが、新緑のなか自然のまま木に巻きついている野性味溢れる自生のフジもまたいい。


この雑木林のフジ、こんなところに自生しているのだからヤマフジと思っていたが、ネットで調べてゆく内にどうもそうでなくふつうのフジらしいことがわかった。決め手は小葉の数だった。ヤマフジは11枚、フジは11〜19枚とのこと。雑木林のフジの小葉は13枚、とか15枚とかバラバラだった。


ふつうのフジだろうが、ヤマフジだろうが新緑の中で風に揺れる様子は風に泳ぐ鯉のぼりとともに薫風5月のシンボルだ。
あと10日もすればもう5月だ。



<きょうの一枚>  松の花(オス)  緑化センター   4月18日

この花が松ぽっくりになるかと思ったが、まちがい。松ぽっくりになるのはメスの花らしい。