事件・事故特異日26日


真冬に逆戻りしたかのような冷たい朝だ。「暖冬、暖冬」というがほんとうにそうなのか・・・。去年田んぼのあぜ道で春を象徴する雑草、オオイヌノフグリを見つけたのが、2月21日だった。ウォーキングで同じ場所を通ったが今年は未だだ。この花、日があたると花びらを広げ、陰ると閉じるので晴れ上がった午後にもウォッチしたがやはり、だめだ。(写真は去年のもの)


余談になるが、この花にしてもヘクソカズラにしてもママコノシリヌグイにしてもどうしてこんな酷い名前をつけるのだろう。雑草の悪名トリオだ。オオイヌノフグリは「星の瞳」ヘクソカズラは「サオトメバナ」ママコノシリヌグイは「トゲソバ」と別名があるにもかかわらずだ。前二者の別名なんてなかなかいいじゃないか。



あす2月26日は昭和11年(1936)2月26日陸軍の青年将校らが起こしたクーデターで蔵相高橋是清らが暗殺された2.26事件から80年目の日だ。ちょっと調べたら、昭和時代からこの26日というのは忌まわしい事件・事故が起きている特異日のようだ。


昭和23年1月26日は東京豊島区の銀行で毒物殺人事件が起き未だに真相が解明されていない帝銀事件。昭和24年1月26日は法隆寺金堂の焼失。昭和34年9月26日は伊勢湾台風。1986(昭和61年)4月26日は旧ソ連(現ウクライナチェルノブイリ原発の事故。今年で30年になる。平成6年(1994)4月26日は名古屋空港中華航空機が墜落事故を起こし200数十人が命を落としている。


世の中には、理屈では解明できない運命みたいなものがあるなんていうことは、余り信じたくないが気に留めて気をつけることに越したことはない。