ふるさと

我がふるさと多治見は、日本一暑いところとして最近全国区で名前を売っている。　ところが、きょう２４日はそんなことでなくて多治見が全国にその名をとどろかせた記念すべき日だった。　　なんか誇らしく感じられる。

その一　ＮＨＫのど自慢が多治見から放送された。

その二　多治見工業高校出身で、元阪急ブレーブスの梶本隆夫さんの死去がテレビ、新聞で大々的に報じられた。

梶本さんは本町3丁目の梶本ミシン商会の息子さん。小生は本町2丁目。歳が6歳も違うし学区も違っていたから遊んだりしたことはなかったが、プロ野球に入った年のオールスター戦のファン投票は町を挙げて組織投票して見事ファン投票1位で選ばれた。

学生時代、夏休みで帰省するとき東京の友人達からよく言われたセリフ。「おまえら、ふるさとへ帰るという楽しみがあっていいなぁ〜」
その昔、上野駅のプラットホームでふるさとの訛りまじりのことばを聞いてなつかしさのあまり歌に詠んだ歌人もいた。

ふるさとからのど自慢が放送されただけで喜んでいるオメデタイ人だという人がいてもかまわない。
”おふくろ”を理屈抜きで慕うように”ふるさと”に愛着を持つのも理屈抜きだ。