雑草地の花
我が家の前の道路を挟んだ向かい側に雑木林があり、その東側の隣接地に家庭菜園がある。家庭菜園と雑木林の間にはちょっとした雑草地がある。
その雑木林に春には「ウグイス」などもやってくるし、秋には「あけび」なども採れる。
こんなに心なごませてくれる雑木林も来年春には道路工事のため伐採されてしまう。これが最後の「あけび」になるということで林に入った。まだちょいと早かった。 家庭菜園との間の雑草地は普段余り気に留めることもなかったが、これが最後の秋になるのかと思って観察してみた。
悠学カレッジ「ふるさとの自然」の芹沢先生編集の図鑑「秋の野の花」が名前を調べるのに役に立つ。
ここに移り住んだときにはあと2〜3年で道路工事が始まる予定と言われていたのが11年経ってしまった。工事が始まるのを承知で移り住んだのだから今更文句は言うまい。 工事が遅れれば遅れるほど愛着心が沸くのは事実だ。
「毒にも薬にもならない女」だと思って一緒になった女房に意外といいところがあった。その女房が居なくなると思うとことさらいとおしくなるものだ。