里山の秋

悠学カレッジ「ふるさとの自然」。三好I.Cの北「朳ノ奥池」(いんろくいけ)周辺の里山散策。
このあたりの里山もインターから北へ延びる道路工事がやがて始まり、散策するのもこれが最後になるかもしれない。


自生の山栗、山柿、あけびに里の秋を感じる。 こうした風情もやがて消えてゆくかと思うと一抹の寂しさも感じる。

  


左: からたち (里山から農家に通じる農道で)
  北原白秋作詞の歌「からたちの花」、島倉千代子唄う「からたち日記」でお馴染みの「からたち」の実。
  鋭いトゲがあるから外敵の侵入を防ぐ目的で生垣に良く使われた。住宅事情の変化、生垣の手入れの面倒さ       から今ではからたちの生垣は消滅した。


中: 秋のキリンソウ
  春に黄色の花を咲かせるキリンソウに似ていて、秋に花を咲かせるのが名前の由来

      春のキリンソウ


右: あけび
  実が熟して割れたさまが人の「あくび」に似ていることから「あけび」に変化していった。三枚の葉と五枚の葉と二種  類ある。