「トヨタの正体」の中味

三好丘のメグリアの本屋にはトヨタ関連図書コーナーがあって、トヨタに関するビジネス書が何種類も平積みにしてある。
最近、トヨタの内幕の暴露本的な本「トヨタの正体」の新聞広告がよく出ているので読んでみたくなった。


メグリアのそのコーナーで「トヨタの正体」が見当たらない。店員さんに訊ねると「この本はこのコーナーには置いてありません。ビジネス書の書棚に1冊だけ置き、売れるごとに補充することになっております。書棚になければ売り切れです。」


メグリアさん、苦しい立場わかる、わかる。 ベストセラーに近い本を売りたいが、親会社のやり方を非難する本では大々的にやれば忠誠心の問題だ。         結局、品切れで豊田の本屋で買った。


内容は、事実もあるだろうが重箱の隅をつつくようなことが多く、実態があんまりわかっちゃいない。 一例を挙げると「万博のリニモは閉幕後も名古屋駅前から地下鉄藤が丘でリニモに乗換え、終点で愛知感情鉄道に乗り換えて豊田市の中心街に行くことができる。これもトヨタ関係者の利便性向上につながることはいうまでもない。」
この程度のレベル。


トヨタに関係のない者がこう感じるのだからトヨタの心ある関係者が読んだら(おそらく読む人はほとんどいないだろうが・・・)一笑に付すような内容だった。


◆ コリウス

放ったらかしでも一人前に”色気”だけは出てきたコリウス