2.26事件に思うこと

mikawakinta632007-02-26

きょう、2月26日は昭和11年2月26日、軍国主義の風潮が社会を取り巻く中、陸軍の過激な国粋主義青年将校たちが「昭和維新」を旗印に立ち上がり首都の中枢部を4日間にわたって占拠した事件、2.26事件が71年前に起きた日。


この事件に関連して思いつくことが二、三ある。
この事件を題材とした本を読んだり、テレビドラマ・映画を見てもこの日の東京は相当大雪だった。今年の東京なんか一度も雪が降ってない。確かに地球の温暖化が進んでいる。


決起した青年将校たちに向けて「今からでも決して遅くない。直ちに抵抗をやめて・・・」と飛行機からビラがまかれた。
テレビドラマなどで人質をとって立てこもる犯人に向けてハンドマイクで警官が呼びかけるシーンを見るたびに2.26事件が思い出される。


今の国会での与野党の次元の低い相手のアラ探しの論戦を見るにつけ、コトの善悪は別にして(陸軍と海軍の対立という説もあるが)青年将校たちの国を憂いて決起したその純粋な気持ちが国会の先生方にも欲しいものだ。