すぎな

mikawakinta632007-04-19

「すぎな」は不思議な植物だ。「つくし」の時は春到来の象徴としてもてはやされブログにもしばしば登場する。
「つくし」が終わり「すぎな」になると、手に負えない草として嫌われものだ。  我が家の庭の片隅のアジサイのまわりも「すぎな」だらけだ。


カミさん、骨密度が低く手を替え品を替えいろんなことを試みている。けさの散歩の際、家に生えている「すぎな」は硬いからダメだからと土手でせっせと柔らかいものを摘んできた。骨密度のためのカルシューム補給剤「すぎな」の粉末をつくるそうだ。 テレビでやっていたが、「あるある大辞典」ではないから心配しなくても大丈夫とのこと。


粉末の作り方
①洗った後、強火の蒸し器で2〜3分蒸し、ザルに上げて干す   ②すり鉢でする
③茶こしでこして粉末状にする    ④1日3回 1回茶さじ1パイ飲む


ネット検索しても粉末にして飲むことやカルシューム補給になるなんていうことは出てないが煎じて飲むことによりガンが治ったとかリュウマチ、糖尿病、肝臓病に効くなどという記述はたくさんある。
粉末にしても煎じて飲むことにしても、万人に効き目があるということではなく効き目がある人もあるということだろう。


厄介者でもどこかで役に立つことがある。「すぎな」がそうであるように、人間社会でも同じことが言えるだろう。