こどもの日
きょうはこどもの日。先日の新聞に出ていた。5月5日のこどもの日は母に感謝する日でもあると書いてあった。
「祝日法」という法律には「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と明文化されているそうだ。
アメリカでは5月の第二日曜が母の日で、生前に母を敬う機会を設けようということで国民の祝日となっている。
世のお母さん方が、アメリカ流にカーネーションを添えてこども達が感謝の気持ちを表してくれようが、日本流にこどもの日に併せて皆が感謝してくれようが、感謝してもらうことには変わりはないからどちらでも・・・といえば実も蓋もない話だがどうも釈然としない。
日本国の法律に「母に感謝する日」があるにもかかわらず、1週間ほど後のアメリカの祝日に合わせて母の日にカーネーションを贈る習慣を国民的行事にしてしまった。 政府は法律を制定したからには普及・啓発することも腰を据えてやってもらわなければいけない。
♪ やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち おもしろそうに およいでる
端午の節句=こどもの日 おなじみの童謡である。 ここにもお母さんがないがしろにされている。
「一億の人に一億の母あり。されど吾が母に勝る母なし」三人の娘に巣立って行かれたおとうさんは「こどもの日」に母への感謝をおもうのでした。