それにしても・・・・
あさ散歩に出かけようと玄関のドアを開けたら珍客だ。カミキリ虫の一種には違いないが名前は
わからない。 地面の色とよく似ているのでビニール傘の上に乗ってもらった。
先日、逃がしてやった幼虫がふ化してお礼にやって来たのか? この前は玉虫がいた。
1年に2〜3度は洗面所や風呂場にムカデが現れる。 それにしても、ヘンな虫がよく現れる家だ。
5月に古窯発掘調査をした(写真上)現場を散歩で通りかかると下の写真のように埋め立ての真っ最中。
古窯発掘調査の際に石器時代の「石槍」が発見されたり、重要文化財に指定されている奈良時代の多口瓶が発掘された現場が、いま最後の時を迎えようとしている。棺桶のフタをを閉じるときの親族の心境だ。
文化遺産の保存と経済の発展は二律背反するものだろう。 地元のエゴと社会の秩序維持は無理が通れば道理が引っ込むだろう。そんなことはわかっている。 それにしてもあの谷底にフタをしてしまうのはおしいことだ。
丘陵地にある広大なこの畑。とうもろこし畑にしてはいつまでたっても実がつかない。ヒゲも出てこない。
近くの柿畑で作業をしている人に訊いたら、どうも”コーリャン”らしい。
家畜のエサにしたり健康食ブームでお粥にしたり、五穀米の中に入れたりで結構重宝がられているそうだ。
それにしても、死語になったかと思っていた”コーリャン”、我が家と目と鼻の先で生きているのではないか。