発見する喜び

きのうの「処暑」とはナンだったか? たった一日夏の終わりだの、涼しいなどと喜ばせ「処暑」とは名のみの今日の暑さかな。といったところだ。


けさの散歩でうれしい発見をした。「発見する喜び」などというタイトルだとえらく大仰に聞こえるが、第三者からしてみれば単に捜し物を見つけただけのこと。 クマさん的には大発見だから日記には書かねばなるまい。


今月の初めコミュニティー紙に出ていた「ヒノキバヤドリギ」。近くの公園の椿の木を一生懸命探したがそれらしきものが見当たらなかった。最終的には、椿の木についた「コケ」らしきものをひょっとしたら・・・かもしれない。ということにした。


けさ、公園の道路を挟んだ南側の梅林の中を歩いていると、東側のはずれに椿の木が5〜6本見えた。近づいてみるとあった、あった。やったぁ〜と叫びたくなるような気持ちだ。

一般的に宿り木は、実を食べに来た鳥の糞が木について、それが生長するがこの「ヒノキバヤドリギ」の種はルーペで

見ると0.2mmくらいだそうだ。 こんな小さい種を鳥が食べるとは思われないので、おそらく苗木の段階から菌が

入っていたのではないかとのこと。  三好では発見されたのは初めてとのこと。





 


上の写真のように共生している段階のものもある。 左下に椿の実が見える。 中央奥はヒノキバが茂っている。

下の写真のようにヒノキバに乗っ取られ、なぜか枯れかかっているものもある。