劉先生の中国事情
ドラゴンズ、日本一。中学1年の時天知監督で日本一になって以来だ。きょうはゆっくりテレビ観戦できた。
昨夜は飲み会で遅くなり、ドラゴンズのテレビは見られず、毎日の日記も連続が途切れてしまった。
悠学カレッジ、愛知大学の劉(りゅう)先生の「北京の歩き方」講座。きのうで終わった。
興味のあったことの一部をランダムに書き留めて置くことにした。
大学で「中国事情」の講座も持っておられるだけに、現代中国の事情全般にわたって大変見識が深い。
現在の共産主義体制を肯定する意見を随所で述べておられた。
●共産主義体制について
日本では「一党独裁」と言われているが、労働者中心の「一党専政」である。腐敗をなくすことが課題。
開放経済は一部やりすぎた面もあるが、全体としてレベルアップができた。
朝の公園はいたるところで太極拳、踊り、歌のサークルで平和そのものの市民生活風景。レベルアップした証拠。
一番長い鉄道・・・・ 上海〜ウルムチ 4000km 2泊3日
国際列車・・・・・・ 北京〜ピョンヤン 北京〜モンゴル〜モスクワ 北京〜ハノイ
地下鉄・・・・・・・ 北京の最初の地下鉄は核シェルターのために掘った地下防空壕を利用した
●食文化
材料が多いのが特色・・・つばめの巣、さそり、らくだ、犬・猫、むかで、芋虫、熊の手
マナー・・・・最初にホストはゲストに取って上げる。 乾杯、飲めない場合は最初から断る。料理は残した方が良 い。平らげるとホストは足りなかったかと気を使う。
割り勘は相手のメンツを潰すことになる。
●四合院とフートン
北京市内には昔からの細い路地、「フートン」に面して中庭のある大家族が住む伝統的な家屋「四合院」が点在する。
オリンピックに備え最近は取り壊される所が多い。 残されている所は観光資源でブームになっている。