四季桜と紅葉
予定していた老人クラブの行事がなくなったので、まだ早いと思いつつも四季桜や紅葉見物に小原から奥矢作方面を訪ねた。
◆小原の四季桜
毎年訪れる旧小原村役場周辺のふれあい公園。紅葉と四季桜の満開が重なった時期が一番だ。
今年は紅葉の気配はまったくなし。桜も申し訳程度にちらほら。 訪れる観光客より係員の数の方が多いくらい。
小原村も豊田市に合併したおかげで公園の遊歩道は整備されるし、立派なトイレもできるし、駐車場も整備され四季桜を売
り出す意気込みが感じられる。
◆小里川ダムの紅葉
小原から岐阜県に入り、恵那市の山岡にある小里川ダム。日本一大きい水車のある道の駅「おばあさんの味山岡」
に隣接しておりつり橋を渡って発電所へ行ける。
つり橋の下はダム湖からの冷たい風を受けてまわりの山と比べて紅葉が早い。
この道の駅の「おばあさんの味定食」は名物の寒天もついて600円でお値打ち。
◆モンゴル村
山岡から岩村へと車を走らせ、岩村の古い町並みを散策して恵那市奥矢作へ。道の駅ラフォーレ福寿の里に隣接した山間に
モンゴル村がある。キャンプの宿泊施設として利用するモンゴルの家「ゲル」が10棟以上並んでいる。
右の写真はその内部。 1棟1泊8千円とのこと。 管理棟の中にはモンゴル岩塩を売っている。
モンゴルの民族衣装や家具などが展示してある。朝青龍がひょっこり顔を出してもおかしくないような雰囲気だ。
地球の温暖化で紅葉も遅くなっているようで、思ったとおり早すぎた。どこへ行っても人影まばらだ。
「見わたせば 花も紅葉もなかりけり 矢作のゲルの 秋の夕暮れ」
藤原定家 の替え歌