秋の写真&詩歌
しとしと小雨降る初冬の一日。
つれづれなるままに、日暮らしパソコンにむかひて、この秋の心にうつりゆくブログの画像に詩歌を組み合わせ、もてあそびければあやしうこそ 心しずまりけり。
色づくや
豆腐に落ちて
薄紅葉
画像は「さくらちゃんのつれづれ日記」より借用
金色の ちひさき鳥の かたちして
銀杏散るなり 夕日の岡に
与謝野 晶子
画像は「夢いろいろ人いろいろ」より借用
秋のきく おのずからなる
華は見で
うるさく人の 作りなすかな
橘 曙覧(たちばなあけみ 江戸末期の国学者)
画像は「さくらちゃんのつれづれ日記」より借用
柿食ふや 遠くかなしき 母の顔
石田 波郷
画像は「クマさんの日記」より
橘(たちばな=みかん)に 実さえ花さえ
その葉さえ
枝(え)に霜降れど いや常葉(とこは)の樹
画像は「mokomakoの日記」より借用